かつての繁栄をうかがえる看板が街中のあちこちに残る三条


新潟県三条市。位置的には長岡市などと同じ中越として分類されるらしいが、多くのケースで新潟市よりの下越として位置づけられることが多いらしい。新潟市からも高速で30分程度で行くことが出来る。


燕市と隣接し高速道路では三条燕IC、上越新幹線の停車駅では燕三条駅がある。産業は金物の工業が世界的にも有名。また、人口比での社長の割合が日本一多い町らしい。2004年には、新潟・福島豪雨(7・13水害)や新潟県中越地震(新潟県中越大震災)などの天災により経済的なダメージも大きく受けた。


あちこちに昭和の面影が残っている。2001年までは三条競馬場にて地方競馬が開催されていたが、経営の悪化により閉鎖、競馬場は新潟・福島豪雨(7・13水害)の時は廃棄物置場としても利用されたらしい。


町の至るところで見かけた「カレーラーメン」ののぼり。どうやらカレーラーメン発祥の地が三条と言っているらしいが、他にも千葉起源説や北海道起源説などもあるらしく、どれが本当の発祥かは定かではないらしい。


本寺小路と呼ばれる歓楽街は東別院と共に元禄16年(1703)に出来上がった。その後東別院は文政11年(1828)三条地震で倒壊、明治13年(1880)糸屋火事で全焼と2度無くなっているが、現在の本堂が明治41年(1908)完成。旅籠(はたご:食事の給仕のほか、夜の接待をする飯盛り女を置く宿)が並ぶ宿場町として風俗が発展していった。


かつての繁栄?をうかがえる看板。今は無き風俗店でしょうか。さすがにその奥に足を入れる気にはなれませんでした。


スナックや飲み屋などは今でも健在。いわゆる歓楽街としてのテイストはまだまだ残っています。ちなみに三条市で栄えているのは三条駅周辺ではなく、東三条駅周辺らしいです。


無料案内所を発見。夜の街を遊ぶのであればここに立ち寄るのもひとつの手かも知れません。